幕末に活躍した幕臣・勝海舟の生まれた場所を訪ねました。
<両国公園>
最寄り駅はJR両国駅。両国公園の一角が、勝海舟生誕の地です。父親・小吉の実家で生まれた勝海舟(幼名麟太郎)は、7歳までこの地で過ごしたそうです。
もともと石碑だけだったようですが、大河ドラマ(西郷どん)の影響もあるのでしょうか?内容が充実しています。
大きな説明パネルには、勝の経歴が詳しく記されています。鳶が鷹を生んだ・黒船来航・幕府海軍の礎となる・・・
充実しすぎて、全部読むには時間がかかります(私には)。
かなり抜粋すると
蘭学を学び、西洋の測量や航海なども学び、やがて幕府の船として初めて太平洋を横断する咸臨丸の航海にも加わりました。新政府軍による江戸城総攻撃の直前、幕府側の代表として西郷隆盛と会見し、江戸城の無血開城に成功。のちには明治政府にも重用されました。そして最後は、徳川慶喜が政府に赦免されることにも尽力しています。
大活躍ですね。
生い立ちに遡れば、勝の実家は旗本といっても知行は僅か41石。組織の安定期においては、重要なポストに就くことなどできない家柄です。外圧により組織の秩序が流動化した。これにより、働きの場を得ることができたのでしょうね。
■訪問:両国公園
[東京都墨田区両国]4-25-24
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